SECS通信ライブラリは、液晶・半導体製造工場における
製造・検査・搬送装置向けにホストコンピュータとSECS通信規格(SECS-Ⅰ/HSMS)に
準拠した通信を行うアプリケーションを開発するためのライブラリソフトウェアです。
特長
SECS通信が容易に構築可能
- HSMS/SECS-I通信の細かな知識がなくても、通信パラメータ・通信メッセージ定義を対話形式(GUI)にて容易に設定可能
- 通信メッセージがアイテム単位のため、複雑なSECS手順を意識することなく構築が可能
- 仮想通信を可能とするシミュレータ機能にて簡単に動作確認が可能
効果的なアプリケーション開発
- アプリケーションインターフェースは、VisualBasic、VisualC++、C#.net、VB.netなどのOCX対応ソフトを使用できるため、開発が容易
- 標準装備のサンプルアプリケーションとヘルプ機能
- 多彩な機能を持った通信ログを標準装備
機能
各種設定
- 通信パラメータの設定
- メッセージ定義の設定
通信ログ
- 緻密な解析を可能とするログ登録
- SECS通信のプロトコルもログへ登録
- 抽出機能、検索機能で多彩な参照が可能
- 3タイプの表示(ツリー、バイナリ、ダンプ)が可能
シミュレーション機能
- アプリケーション向けの定義を利用し、通信相手側のシミュレーション機能を容易に実現
- 受信メッセージに対するオートリプライが可能
- シミュレーションレベルの変更により自動応答が可能